キャンプワーケーションにぜひ欲しいものとは?
キャンプをするにはある程度のアイテムは必要です。
コテージやバンガロー、究極は手ぶらプラン(道具一式レンタル)があるキャンプ場もありますが、通常のフリーサイトだと、最低でもテント、シュラフ、折りたためるイスやテーブル、調理器具、ランプなどは必要となるでしょう。
そのほかのアイテムについては、ワーケーションとキャンプをどのように快適に楽しむか?によって決まります。
そこで、筆者が「これはあった方がいいよ!」と思うものがあるので紹介します。
ポータブル電源
もう、これはあった方がいいというより、キャンプでワーケーションであれば、もはや必須アイテムといえるでしょう。
ポータブル電源を持っている人、知っている人もいると思いますが、少し説明をします。
ポータブル電源とは読んで字のごとく家庭にあるコンセント(交流電源)をそのまま外へ持ち出して、いろんな電気機器を動かすことができる便利なアイテムのことです。
「なんだ、ただの充電式バッテリーでしょう?」と思われる人がいるかもしれませんが、じつはバッテリーの出力は直流なのでそのままでは通常の家電(コンセントにさして使うもの)は動かすことができません。
なので、直流を交流に変換してやる必要が出てくるのですが、その役割をになっているのがインバーターと呼ばれるものなのです。
その充電式バッテリー(直流)とインバーター(直流から交流へ変換)を組み合わせたものをポータブル電源といい、充電量や付加機能でいろんな特徴があり、用途や目的によって選ぶ必要があるわけです。
例えば
ECLポータブル電源は800Wと余裕の大容量で、スマホやノートパソコンはもちろん、炊飯器やトースターまでも使えるので、いろんな楽しみ方ができますね。
冬場だとシュラフだけじゃ寒いときに電気毛布を使えば快適に睡眠をとることができますし、電源をシェアしてみんなで電気毛布にくるまってわいわいトークを楽しむことだってできます。
充電は家庭のコンセント、車のバッテリー、ソーラーパネルからできるので、家から満充電で持ってきたあとは、パソコンで仕事をしたり、車載冷蔵庫でビールやドリンクを冷やしたりと電源を使いつつもECLの120Wソーラーパネルで充電することで、さらに長く安心して使うことができるというわけです。この組み合わせは最強です。
焚き火台
キャンプの醍醐味のひとつといえばたき火でしょう。日が暮れる前にたき火の準備を始めるのですが、ここでちょっと気をつけたいことがあります。
それは、ほとんどのキャンプ場は、環境保全や火事を防ぐ目的で、直火による焚き火を禁止にしている可能性が高いということです。
なので、事前に焚き火台を準備しておけば、あればあれこれ考える必要もなく、焚き火が楽しめるわけです。ただ、どうしても直火で焚き火をやりたい場合はキャンプ場にご確認を。
ひとことで焚き火台といってもアウトドア各メーカーからいろんな特長をもったものがリリースされています。
なので、準備や手入れのしやすさ、調理のしやすさ、薪のくべやすさ、重量などを考えて、自分のスタイルにあったものを選ぶようにしましょう。
さて、ここで焚き火のいいところ(利点?効果?)についてすこし考えてみたいと思います。
物理的には焚き火によって得られる熱で調理し、家庭では味わえないおいしい料理をたのしんだり、暖をとったりできます。夜間には明かりとしての役目も果たします。
しかし、焚き火には物理的な役わりだけじゃなく、いわゆる「癒し」の効果もあるといわれています。
ゆらゆらとゆれる炎をみながら、パチパチとはじける音を聞いているだけでなんだか癒されませんか?
焚き火だけを撮った動画がネットにあがり再生回数をのばしているのも、この癒し効果を本能的に求めているからかもしれません。
炎には「1/fゆらぎ」というものがあらわれるらしく、これが脳にα波をもたらし、リラックスにつながるといいます。
「1/fゆらぎ」とは規則的でもまったくの不規則でもない調和の取れた状態のゆらぎのことで、木もれ日、川の流れる音、波の音、炎のゆらめき、風に揺れる木々、雨音などにあらわれるそうです。たしかにどれもリラックス効果はバツグンですね。
それから、火にはなんらかの心理的効果があり、コミュニケーションを促進する効用があるのではともいわれています。たしかに焚き火をかこみながら気の合う仲間や家族との談笑はすごくもりあがりますよね。
焚き火なくしてキャンプはありえない!と思うのは筆者だけでしょうか?